10年も経てば、山は削られ、新しいビルも建ち、新しい道路もできる。気が付くと周りの見なれた景色も徐々にではあるが大きく変化している。人間も変化している。生まれ来る人、去り行く人、成長する人、老いる人。
しかし、一瞬にして崩れ去る光景、これはあり得ないことと思ってもがそれが現実。昨年も多くの一瞬が起こった。
10年前の一瞬、それは体験していない私達にはあり得ないこと、でもやがて現実になる。
神戸は大水害、大空襲、大震災とくぐり抜けてきた。私の祖母も親も親戚もくぐりぬけてきた。
2005年は、穏やかな年になれと願う。