ヨコハマトリエンナーレ2011
長女の希望で、ふたりで横浜美術館に行きました。
表題のトリエンナーレとは三年に一度という意味で、近年の国際美術展についている名前らしいです。横浜では2001年から行われているそうな。「現代美術」の展覧会を横浜の複数の会場で同時開催するのです。
横浜美術館の正面玄関にも展示が有ります。 (写真は一部作品を除き、ストロボ無しでなら可でした)
写真のなかに電話が映っていますが、これはオノヨーコが出品した迷路の終点に有り、たまにオノヨーコがニューヨークから電話をかけてくるということです。自分にはかかりませんでした;)
男の絵画はよく見ると体が鉄道模型のレイアウトに同化してしまった、というグロに近いものですが、なぜか女性が多く見入って?いました。
別の部屋では、床にスポットライトがあたる一点に人が。これは「作品」の部分で、このパフォーマンスがほぼ一日行われるそうです。この人、休憩は有るのでしょうか?何人いるのかな?
天体望遠鏡が回廊においてありました。
それをのぞくとその先に見えるのは、そこからは肉眼では見えないくらいの大きさのミニチュアの観覧車とジェットコースター、それ以外にも鉄塔などが。しかもそれは美術館に落ちていた毛髪などで作られたものだということです。
他にも現代芸術家のアートの類いがいっぱいありました。会場は二つ巡っただけでくたびれまてしまいましたが。
いや、正直言って理解しがたいものや気に入らないやつもありましたが、これが芸術なのかなあ、という雰囲気を感じる秋の一日でした。
追伸
昼食に、関内馬車道にある「生香園」にはいりました。中学生の時に行って以来、好みの店でした。オーナーの周富輝さん(周富徳氏の弟)がテレビ出演をするようになって大人気店になってから味が落ち、遠ざかっていましたが、今日のはおいしかったです。今日は新館の店に入るなりその周富輝さんがいたので、オーナーが直接作ったわけではないでしょうが、昔の味が思い出されました。会計に周氏が出てくれたので「最近テレビで見ませんね」と聞くと、「テレビは時代でころっと変わっちゃうからね。」と言っていました。お元気そうでしたし、お店にとっても客にとってもそのほうが良いかも、ですね。