横浜の天体写真3
「横浜の天体写真」「横浜の天体写真2」ということでご紹介しましたが、横浜も季節が進んで少し寒くなってきました。今回は秋の星雲です。
光学系:タカハシ16cmニュートン反射(MT160)+レデューサー=焦点距離776mm、ニコンD7000(ローパス、赤外線カットフィルタを天体用フィルタに交換改造)+「光映舎LPS-D1-FF(D7000用)」直接焦点撮影
撮影日:2014年11月15日
撮影地:横浜市戸塚区
撮影データ:60秒露出、ISO1250、RAW、4枚スタック(DSS)、画像調整(ステライメージ、Photoshop)、ノートリミング
透明度は良い空でしたが、冬程ではなく、また、秋の天体は明るいアンドロメダ銀河=M31でも結構暗いので横浜の光害の中での撮影では、撮影後の画像処理を強力に掛けないといけません。そうするとノイズが目立ちますので、やはり光害の無いところへ行きたいです。
ほぼノートリミングです。
M31=アンドロメダ銀河。言わずと知れた渦巻き銀河です。
M33=さんかく座にある銀河。これも見事な渦巻き銀河ですが、横浜では良く見えません。
NGC1499=カリフォルニア星雲と呼ばれる真っ赤な星雲ですが目ではほとんど見えません。全体は大きすぎてごく一部です。
IC1805=ハート星雲ともいう赤いガス星雲が大きく取り巻いていますが、星団しか見えません。
H-χ二重星団。これは双眼鏡で良く見えます。
NGC253=ちょうこくしつ座の銀河です。空の暗い所では大きく良く見えます。
M45=すばる=プレアデス星団は横浜でも良く見えますが、周りを取り巻くガス星雲が写りました。