新型コロナに罹患し、先週は自主隔離していました。その間も晴れが続いていましたが局所豪雨もありましたが、今週は雨はなさそうです。その分暑さが厳しいですが。
やっと天体望遠鏡を持ち出して惑星写真撮影しました。大気の揺らぎが大きく、シーイングは悪いのですが、写り自体はまあまあです。上空の大気は安定しているようです。
土星は衝を迎えました。衝になると衝効果(ハイリゲンシャイン効果)と言う土星の輪が明るく輝く現象が起きます。以前の写真と比べると明るく見えます。
2023年8月28日 横浜市戸塚区
シーイング3/10、透明度3/5
望遠鏡: セレストロンC11(28cmシュミットカセグレンF10)、Skywatcher AZ-EQ6GT赤道儀
カメラ:ZWOASI662MC、UV/IRカットフィルター、ニコンEiC16=F36
キャプチャーソフト:FireCapture v2.7.1(Mac)
画像処理:AutoStakkert_3.0.14(Win)スタック、RegiStax(Win)による画像復元、De-rotation(WinJUPOS (Win))後, ステライメージ7(Win)モノクロ化画像を最大エントロピー法、シャープ、LRGB合成、フォトショップ(Mac)、色、レベル調整、スマートシャープ
露出15msec、ゲイン450、約3000枚>50%約1500枚、x5セットディローテーション
22時18.0分(JST)
同一画像をLynkeos(Mac)で細部を優先して処理して見ました。
木星はまだ高度が低いのですが、撤収を早くしたいので撮影しました。
露出10msec、ゲイン400、約3000枚>50%約1500枚、x4セットディローテーション
24時16.5分(JST)
同一画像をLynkeos(Mac)で細部を優先して処理して見ました。
24時36.3分(JST)
24時51.6分(JST)
月惑星研究会の報告には、この夜25時45分に木星表面で閃光が見られたと話題になっていますが、筆者は撤収してしまい捉えることはできませんでした。