naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

イラストレーター

長女が中学校で「好きな職業の人に話を聞いたり調べる」という課題をもらってきて、はたして何にするのかな、と聞いてみると「イラストレーター」にすると。
どこでその言葉を覚えたかはしたないけれど、「画家」や「漫画家」「アニメーター」ではなく「デザイナー」でもない、ということで「イラストレーター」って何かな、と調べてみました。

ウィキペディアによれば、「イラストレーターとは、あるコミュニケーションを目的とした絵を描くグラフィックアーティストを指す。」そうです。
「イラスト」ですと「イラストレーション(illustration)とは、情報を伝達する媒体のひとつである。イラストレーションは目的に沿って描かれる絵であり、情報の図解という性格をもつ。」

本などの挿絵やグラフィックデザインなどを商業的に描く人だそうで、画家は絵そのものを売って生計を立てるのでイラストレーターと同一視されるのは嫌がる傾向があるそうです。
しかし現代では「グラフィックデザイナー」を含む上に述べたような職業の垣根はかなり崩れていると思われます。宮崎アニメの背景画を描いた男鹿和雄氏もその背景画で展覧会を開くという時代ですから。
こういう定義で行くと世の中の絵、漫画、アニメ、広くは広告媒体すべてにイラストレーターが関わることになりますから、非常に幅広く活躍しているクリエーターということになります。

ところで長女ですが、特にこれといったあてがあるわけでもなく、途方に暮れていたので(その後、イラスト展示会に行って、作者に話を聞けたりしましたが)、相談にのってあげることにしました。しかし、自分もどうしようか困っていたのですが、上述のように考えてみると広い定義であること、そしてMacソフトで有名な「イラストレータ」がそのままずばりの名前であることから、ふと思いついたのが、
友人のやっている会社のホームページ「たくさんとくさん」(http://www.takusan.net/)でMacの「イラストレータ」を使い「壁紙」などを作っている”ほりさん”でした。

ということで長女に付き添って青物横丁にあるオフィスへ行きました。
ほりさんからは丁寧に実際にMac画面を見ながら説明を受けることができて、長女も感激していました。そして、筆者も「イラストレータ」の使い方が少し分かって嬉しかったです。
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「たくさんとくさん」の皆さん、お忙しいところありがとうございました。
これをきっかけにうちの子が将来のことについて考えるようになって行けばそれもいいかな、と思う父親でありました。