naka-maの心言・2

http://naka-ma.tea-nifty.com/butubutu/ 「naka-maの心言」続編です

年の瀬(2002)

年の瀬

S2proの修理が完了したので、正月休みに入って数日、試し撮りをしている。何せ今まで買った一眼レフで最も高価な買い物だったので(F5でももっと安い特売品を買っている)、頭ではわかっているつもりでもついつい期待してしまい裏切られている部分は、カメラ撮影性能に関わる部分である。つまり、AFの遅さ、シャッタータイムラグの長さ、連射の遅さ、などである。これらはほとんどニコンF80の性能に依存するのでフジには責任が無いのだが、ニコンD100が同じF80ベースでありながら改良されているので、こちらは残念なところである。一方、撮影画像については相当満足の域に達している。A4プリントで見る分には35mmフィルム+フィルムスキャナと同等または上回る画質と見てよさそうだ。

いまのところ露出やタイムラグ、ホワイトバランスの癖をつかむ段階だが、撮影で最も痛いのは起動時間だ。普通のカメラは電源ONですぐシャッターが切れるのだが、このカメラは起動時間が2秒ほどかかる。大したことが無いようだが、オートパワーカットオフで知らぬ間に電源が切れていると、シャッターを押した瞬間には撮ることが出来ない。これを防ぐにはオートパワーカットをやめて連続にするしかないのだが、S2proのバッテリのもちは悪く、400枚撮るのに単三電池型Ni-MHを3回交換して、CR-123Aリチウム一次電池2本も切れかかっている。オートパワーカットが使えないのはかなり痛い。

ここで撮影サンプルをとも思ったのだが、試用期間なのでお恥ずかしいのと、大みそかに突入して時間が無いため、年越しとする。

DSCF0423s

2002.12.28 由比ヶ浜の夕暮れ

FinePixS2pro+AFNikkor80-200/2.8(135mm)

 

さて、今年2002年ももうすぐ終わる。2003年は筆者にとってろくな年にならないのも保証されているようだが、今年よりはましになってほしいものだ。

皆さんには良いお年をお迎え下さい。

(筆者は喪中につき、明くる新年のご挨拶は遠慮させていただきます。)

2002.12.31